博士の異常な鼎談 ゲストひろゆき 後編 文字起こし
公開日:November 12, 2009 6:22 PM | 更新日:May 13, 2010 1:15 AM
10月29日、11月5日とひろゆきがTOKYO MX、tvkで放送されている「博士の異常な鼎談」に出演した。レギュラー出演者は水道橋博士と宮崎哲弥の2人。今回この番組に個人的にも興味があり、手元にテキストで遺しておきたかったので文字起こしを行うことに。このページでは後編(11月5日放送分)について扱う。動画はxxxMIKOUKAIxxxさんのYouTubeでのチャンネルにアップロードされています。前編の文字起こしはこちら
- 目次
1. 2ちゃんねるの10年とひろゆき
- 宮崎哲弥
- 本当に10年で色々な事件ありましたよね。まあ、なんといっても世間的に2ちゃんねるの名前を知らしめた、一般のニュースとかでね、TVニュースとかで知らしめたのは西鉄バスジャック事件ですよね。
- ひろゆき
- はいはい。
- 宮崎哲弥
- ネオむぎ茶。
- 水道橋博士
- ああ、懐かしい。
- ひろゆき
- 出所したんですよね、確か。
- 宮崎哲弥
- あ、そうですか。
- 水道橋博士
- こういうとき、どうだったんです?あの・・問題になったんですか?ひろゆきさん。
- 宮崎哲弥
- 問題っていうか、この事件で2ちゃんねるが報じられてる頃ってどう思った?これで何かアスペクトが変わるみたいな感じ。
- ひろゆき
- いや、とくに...
- 宮崎哲弥
- 特になかった。
- 水道橋博士
- なんか訴えるとかそういうことも無いですよね。2ちゃんねる害悪論みたいのこのあたりで出てきましたよね。
- ひろゆき
- ま、昔からありましたけどね。その、インターネットは落書き...
- 水道橋博士
- 便所の落書き。
- ひろゆき
- 便所の落書きだって話で、ま、そういう意味で目立つインターネットのサイトはそう言われやすいって。
- 水道橋博士
- なるほど。
- 水道橋博士
- なんかあれですね。資料読んでたら、麻生さんは2ちゃんねる書き込みしてるっていうのを...
テロップ:麻生前首相「2ちゃんねるに書き込む」 - 2007年フジテレビの情報番組のインタビューで麻生氏は「時々掲示板に書き込んでいる」と語った
- ひろゆき
- ええ、なんか言ってたみたいですね。
- 水道橋博士
- それはすごいですね。どこに書いていたのか。それで書き込みも誤字したりしたんでしょうか。間違えたりね。
- 宮崎哲弥
- (フリップを指差して)これなに?このひろゆきが「失踪した」と夕刊フジが報道。
- 水道橋博士
- これは僕知ってましたよ。だって1面に出てましたもんね。
- 宮崎哲弥
- そうなの?失踪したんですか?
- ひろゆき
- いやなんか、普通に東京ゲームショーかなにかに遊びに行ってる時に、まあ、友達と行ったらコンビニで「載ってるよ」といわれて「何?」っていったら「失踪した」って書かれてて「へー」と。
- ひろゆき
- 何が言いたかったのかよくわからないので、夕刊フジの人に聞いてみたかったんですけどね。
- 水道橋博士
- なんだったのかってわかったんですか?
- ひろゆき
- まあ、結局それで部数を売りたかったんじゃないですか?なんか、これ書いた記者さんが社長賞かなにか貰ったっていってましたからね。
- 宮崎哲弥
- じゃあ、基本的にこれは事実無根なんですよね。
- ひろゆき
- まあ...普通に僕いますからね。
- 水道橋博士
- マルサが入るとかああいうのは?
- ひろゆき
- 入ってたらさすがにニュースになってるじゃないですか。僕、わりと税金ちゃんと払ってるんですよ。あの、父親税務員だったりするので。
- 水道橋博士
- ああ、そうですよね。そうですよね。
- 宮崎哲弥
- なんでそんな事実無根のメディアに、マスコミに書かれるんですか?
- ひろゆき
- まあ、その...部数が売りたかったってことだと思うんですけどね。
- 宮崎哲弥
- ということは、あなたの情報に関しては、こう、ニュースバリューがあるっていうことでは。
- ひろゆき
- まあ、多分そう思ったんですかね。
- 水道橋博士
- でも、自分の周りにこう訴訟が相次いでですね、たとえばそういう新聞にでもマルサが入るみたいな話が、もう出てるっていう不穏な空気みたいなの。勝手な書き得なのかもしれないけど、ちょっとは不安な気持ちになりますよね。
- ひろゆき
- べつに、だって、税金払ってますからねえ・・。
- 水道橋博士
- まあ、大丈夫だろうと。
- 宮崎哲弥
- じゃあ逆に訴えてやろうとかって思わない?そういうメディアを。
- ひろゆき
- まあ、訴えて、弁護士雇わないで自分でやると結構時間もかかるじゃないですか。
- 宮崎哲弥
- ああ、そうか・・民事訴訟は時間がかかるか。
- ひろゆき
- で、別にそこまで僕お金に困ってないので。
- 宮崎哲弥
- まあ、じゃあ勝手に書けと。
2. 電車男以後のインターネット
- 宮崎哲弥
- これね(フリップを指して)、あの2004年に電車男がベストセラーになって...
テロップ:電車男(2004年) - 電車内で酔っ払いから女性を救ったオタク男性と女性との恋愛を『2ちゃん』の参加者が応援した物語
- 宮崎哲弥
- ドラマとかにもなって。ここらへんから2ちゃんねるというかネット...先程の「便所の落書き」的なのから少し評価が変わってきた潮目だったかなという気がするんですが、どうですか?
- ひろゆき
- まあ、そうかもしれないですね。基本的にネットって報道するときに「悪いものですよ」って報道しかされてなかった...
- 宮崎哲弥
- それ以前はね。
- ひろゆき
- ええ、よく知らない得体の知れないものっていう。まあ、それ以外の報道が出たっていうのがそこらへんからなんじゃないですかね。
- 宮崎哲弥
- あのね、2ちゃんねるのユーザーっていうのは、意外とあの高、高齢とはいわないけれど、みんな若い人たちが使っていると思ってるじゃない。で、意外とこう、30代、40代とかが...
- 水道橋博士
- 平均年齢すごい高いですよね。
- ひろゆき
- 一番多いのが30代後半ですからね。
- 宮崎哲弥
- 意外と中年に近い人たちが使っていると。
- ひろゆき
- まあ、実際掲示板のサイトなので文字のやり取りじゃないですか。そうすると、活字にアレルギーの無い人じゃないと使えないんですよね。
- 宮崎哲弥
- ああ、そうか。
- ひろゆき
- すると、今の本当に若い人ってそこまで活字読み、読めないじゃないですか時間をかけて。だから多分平均年齢が上がっちゃってると。
- 宮崎哲弥
- そうするとニコニコ動画は若いの?
- ひろゆき
- ニコニコ動画は若いですね。20代くらいですね。
- 宮崎哲弥
- やっぱりオーディオビジュアル系の世代が中心となって。
3. 2ちゃんねる関連事件、管理人のスタンス
- 宮崎哲弥
- (フリップを見て)これね、こういう事件が色々あるんだけど。
- ひろゆき
- はいはい。
- 宮崎哲弥
- 殆ど興味ないんでしょ?
- ひろゆき
- あ、すいません(笑い)。
- 宮崎哲弥
- ない?
- ひろゆき
- そんなにないっすね(笑い)。
- 水道橋博士
- でもそういう事件が起きる度にですね、その2ちゃんねるの話が出てきて、「管理者は」っていってマスコミにも書きたてられますよね。
- ひろゆき
- はいはい。
- 水道橋博士
- そういう時にやっぱり、わりと、他人事みたいになっていますかね。
- ひろゆき
- まあ、そうですね。
- 水道橋博士
- 「俺は関係ない」「俺はこの場を提供しているだけだ」。
- ひろゆき
- 実際その、僕がその書いている人であったり書かれている人であったりであれば、それは実感があると思いますけれど。うーん、たとえば東京でこんな事件がありました、ていうので、都知事がいちいち責任を感じるか。っていう。
- 水道橋博士
- なるほどね。
- ひろゆき
- で、2ちゃんねるって僕が管理者として作ってましたけど、月に大体1000万人くらい使われるんですよ。そうすうと、1000万人の人が自由に使っています。で、そこで犯罪を犯す人もいました。「まあ、いるだろうね」。その、1000万人、人が集まって犯罪が全く起こらないような都市って世界中存在しないじゃないですか。必ずそういうことは起きるだろうな、と。
- 宮崎哲弥
- でも、最近はね2ちゃんねるに限らず掲示板で殺人予告とか、迅速に逮捕されるようになりましたよね。
- ひろゆき
- けっこう、警察頑張ってますね。
- 宮崎哲弥
- そういう意味では、警察の方も、まあある種監視している...?
- ひろゆき
- いや、別に監視しているわけじゃなくて、ユーザー側で通報している...
- 宮崎哲弥
- ユーザー側で通報がやっぱ主なのか。
4. ひろゆきのインターネット観
- 水道橋博士
- まあ、あのこういうのを見てですね、やっぱり新聞、TV、主要なメディアのね、欠陥を補完する意味で存在意義があったと思うのか、それとも弊害の方が大きいのか、ってときに、ご自身ではやっぱり、それは弊害の方が大きいとは言わないですよね。
- ひろゆき
- えっと・・何が困るのか僕はわからないんですけど、弊害ってたとえば?
- 水道橋博士
- たとえば・・まあ明らかな虚偽な書き込みをやって、会社に不利益なことを書かれて、それが流通したみたいな。
- ひろゆき
- ネットの前からメディアって名誉毀損裁判やってたりとかで、人がものを書いて出す場合って必ず名誉毀損とかって発生するじゃないですか。で、犯罪予告は元々郵送でやられたりとかで、元々あること、現実には元々ありますよ、と。そしてネットでも勿論ありますよってだけで。ネットだけそういうことが起こらない世界であるべきって考え方が、僕逆にわからないんですけど。
- 水道橋博士
- だから、まあ嘘を・・よくおっしゃるね、「嘘を見抜ける力が無い人は、ネットやってはいけない」でしたっけ?
- ひろゆき
- いや、べつにまあ掲示板使うのは難しいだろうねって。
- 水道橋博士
- 難しいですよね。その嘘を見抜ける力が本当なかったら、どれが嘘かどれが本当か、リテラシーって言うのは無い人には永遠に無いわけだし。だけどそれは常に一緒でしょってことですよね。
- ひろゆき
- まあ、僕はメディアも一緒だと思いますけどね。
- 水道橋博士
- 雑誌だって一緒だしTVだってそうだったし、それが何が変わるのかってことですよね。
5. インターネットの未来?
- 宮崎哲弥
- これ、ネットの未来っていうのはどうなっていく...
- ひろゆき
- ネットの未来ってなんすか?
- 宮崎哲弥
- ネットはこれからどういう風に進化していく
- ひろゆき
- たとえば、なんか、「電話の未来」とかって話したことあります?
- 宮崎哲弥
- ない(苦笑)
- 宮崎哲弥
- けどね、昔子供の頃はテレビ電話になるとかさ、色々あったと思うんだけど。どういう方向に。
- ひろゆき
- 別になにか、TVとか電話とかってツールじゃないですか。ネットもツールなので、別にそこに何か電話線の未来とか話さないように、ネットの未来とか話してもしょうがないと思う。
- 宮崎哲弥
- じゃあ、もう要するに社会がどういう風に変化するかによってネットも変わってくると。
- ひろゆき
- まあ、そう・・ツールとして色々使われるってだけで。
- 宮崎哲弥
- たとえばニコニコ動画みたいなものの延長線上になにがあるのかなあって。
- ひろゆき
- まあ、その、さっきだと掲示板ってサービス、2ちゃんねるがありました。それで動画について一言書くっていうのがニコニコ動画で。やっぱりその「書かれる文章」っていうのが短くなっているんですよね。掲示板の場合ってその一つの文である程度の意味を他人に伝えなければいけないじゃないですか。で、ニコニコ動画は出てくる人に「可愛い」とか「ブサイク」とかっていう感情を書いているだけでコミュニケーションになっちゃっているんですよね。で、だんだんそのコミュニケーションが簡単な方向に来ているので、多分その先にあるとしたら、「楽しい」とか「気持ちいい」とか感情だけを伝えるようなツールってものになるんじゃないかなと思いますけど。Twitterも140文字以内で感じたことを書くだけで。
テロップ:Twitter(ツイッター) - 自分のサイトに思いついたことを書き込むミニブログ。ユーザー同士がリアルタイムに返信して閑談する。
- 水道橋博士
- 今聞いててTwitterを思い浮かべましたものね。
- ひろゆき
- あれも、その元々欧米圏の携帯がメッセージが140文字以内だったので
- 宮崎哲弥
- それが起源なんだ。
- ひろゆき
- それが起源でそれと同じものをパソコンでやってみようってので。やっぱりその簡易なツールに流れるってのがあるので。多分Twitterにも「書きづらい!」って人がでてきて、もっと簡易なツールになっていくのかなあと。
- 宮崎哲弥
- じゃあ、どんどんワンセンテンス化していく。
- ひろゆき
- まあ、そうですね。で、文章ですらない、って形になっていくと。
- 水道橋博士
- 「なう」ってだけ?
- ひろゆき
- ええ。
- 水道橋博士
- どこが「なう」なんだろうって思うよね。
- ひろゆき
- いや、普通に写真だけ撮って「なう」って言ったらもうそれで終わりじゃないですか。
- 水道橋博士
- ああ、写真があれば「なう」で通用しますね。
- ひろゆき
- 今だとまだ、写真を送るって結構面倒くさいですけど。撮った後にメールに添付して、とかってありますけど。ただポチッと撮っただけで勝手にあがって「なう」ってなるんだったら結構便利に使えるんじゃないですか?
- 水道橋博士
- なるほど。
- 水道橋博士
- 俺がやるかって言うと疑問ですけどね。
- 宮崎哲弥
- でも、ちょっとやってみたくない?
- 水道橋博士
- Twitterちょっとやってみたいと思ってやってるんですけど。
- 宮崎哲弥
- あ、やってるんだ。
- 水道橋博士
- やってるんですけど、何が面白いのかさっぱりわからないです。
- 水道橋博士
- まあでも、Twitterをやってるわけじゃないですよね。ニコニコ動画ですもんね。
- ひろゆき
- ああ、はい。
- 水道橋博士
- だからニコニコ動画の明るい未来みたいのを。
6. ニコニコ動画の展望
- ひろゆき
- いやあ...まあ、今後低空飛行じゃないですか?
スタジオどっと笑い
- 水道橋博士
- また、ポジティブさが、ないですね~。
- 水道橋博士
- でも、なんかね、吉本なんか提携していて。
- ひろゆき
- まあ、仲良くやっています。
- 水道橋博士
- だって吉本の芸人さんって今生放送とかやっているんでしょ。
- ひろゆき
- ええ、ニコニコ生放送ってのをやってたりするんですけど。
- 水道橋博士
- たとえば、あれですね。浜田さんが出ているって言ってたんだっけ。浜田さんなんかでたらやっぱり、すごく、広告モデルとしても機能するんじゃ...。
- ひろゆき
- まあ、そうだし。あとは有料のプレミアム会員に入る人も増えたりするので。
- 水道橋博士
- 有料のプレミアムになると、映像自体見やすくなっているんですか?
- ひろゆき
- 上限3万人だったりするんですよ。で、3万人以上来た場合は有料の人はいるんですけど、一般の人が追い出されて有料の人が入る仕組みに。
- 水道橋博士
- ああ、そういうことなんですか。へえ。でも3万以上人気のあるものを作らなきゃいけないですね。
7. 音楽配信サイトの運営権をヤフオクで落札
- 水道橋博士
- あと、なんか・・何でしたっけね。
- 水道橋博士
- 1274じゃねえな・・724ミュージック...
- ひろゆき
- 247ですか。
- 水道橋博士
- 247。
- ひろゆき
- はいはい。
- 水道橋博士
- なんかそれがオークションに出たものを、そういうコンテンツを1000万ぽんと払って。買っちゃったんですよ。
- 宮崎哲弥
- コンテンツ?
テロップ:247ミュージック『mF247』 - インディーズ音楽配信サイト 昨年 ひろゆき氏が運営権を落札し『ニコニコ動画』と連携している
8. CGMとメジャーシーンを繋ぐ
- ひろゆき
- あの、まあ247ミュージックって元々ソニーミュージックの社長やってた人が、独立してやって...
- 水道橋博士
- ちなみにこの番組のスポンサーですけどね。
- ひろゆき
- ああ、そうなんですか(笑い)。
- 宮崎哲弥
- この人スポンサー気にしないから。
- 水道橋博士
- ああ、そうですよね。
スタジオどっと笑い
- 宮崎哲弥
- で、どうしたの?
- ひろゆき
- その人が独立してやってたインディーズの人たち集めてやっているサイトがあって、で、立ち行かなくなった、というのでヤフーオークションに出して。モデルとしては面白いと思ったのでとりあえず買ってみた。
- 水道橋博士
- なにがどう面白いんですか?
- ひろゆき
- うーんと、ネットの掲示板って一般の人が文章書くわけじゃないですか。で、動画もまあ、一般の人が動画をあげるんですけど、その一般の人が音楽を作って、ちゃんと乗せて、であわよくばCDだったりメジャーデビューだったりっていうので、割と一般の人たちから一般のミュージシャンが集まって表に出すって部分というのは今後も多分伸びるだろうなと思っていて。で、元々やっていらっしゃるんで、一緒にやったら楽かな、と。
- 水道橋博士
- 現在のところはどうなんですか?
- ひろゆき
- とりあえずオーディション番組とかやってますよ、今。
- 水道橋博士
- そこからミュージシャンを発掘、楽曲を発掘して、音楽メーカーに直結していくみたいな、仕事なんですか?
- ひろゆき
- (うなずく)
- 水道橋博士
- どうですかね?
- 宮崎哲弥
- まだ、ちょっとよくわからないけど...音楽は好きなの?
- ひろゆき
- あ、僕全然音楽わからないです。
スタジオどっと笑い
- 宮崎哲弥
- 全然わからないの。なんでそこに目をつけたの?
- ひろゆき
- んーと、まあ、掲示板もそうなんですけど、人が何かものをつくります、文字を書きます、動画を作ります、音楽を作ります、で、それがある程度に行くと小説家になりますとか、まあ映像作家になりますとか、音楽家になりますとかあるじゃないですか。で、そこの道っていうのを、まあ、今はインディーズを探すっていうのはまあ、レーベルさん各々がやっていると思うんですけど、ネットのその色々作っている人を集めるっていうのは僕はそっち側は結構出来るので、そういうモデルと、上が探している人っていうのを繋ぐっていうのを...
- 宮崎哲弥
- ああ、なるほどね。
- 水道橋博士
- なんか土屋さんもねそういう意味では...
テロップ:土屋敏男(日本テレビ) - 『進め!電波少年」などを手掛けた演出家 ネットの『第2日本テレビ』でクリエイター発掘に取り組んでいる
- 水道橋博士
- 映像作家をその中で探していくんだ、みたいな同じようなことをやっていましたけどね、中々あれも上手くいかないって言ってましたね。
- ひろゆき
- 土屋さんは自分の作品作っているほうが面白いと思いますけどね。
- 宮崎哲弥
- でもまあ、数がいっぱいいるから、見てる人、参加する可能性のある人の数がいるから、そのうち出てくると。
- ひろゆき
- まあ、下手な鉄砲で100%出ないってありえないじゃないですか。色々な人が集まって色々な曲作っていればいつかはヒットするじゃないですか。で、あとはヒットするまでの間にいかにこう低空飛行するかっていう。で、もともと247が潰れちゃった理由がコストが高すぎた。月に1000万円くらいサーバ代とか払っていたんですよね。で、今サーバ移転して、月2万円にしているので、まあ10年くらい潰れないかなと。
- 宮崎哲弥
- コストが非常に安いと。
9. TV衰退論について
- 水道橋博士
- あの、メディアとそういう動画配信の関係で言えばね、YouTubeなんか最近TV局と提携したとかね、ありましたよね。
- 宮崎哲弥
- そういうニュース出ていましたね。
- 水道橋博士
- BBCとYouTubeの関係なんかも、提携してYouTube用の番組も作っていくし、その相乗効果を生むっていう。
- ひろゆき
- まあ、ていうのを狙ってるんだと思いますけどね。
- 宮崎哲弥
- よく言われるTV衰退論ってあるじゃないですか。でも、まあおそらくはTVってゆっくりと衰退していくんだろうと思うんだけど、これがネットが取って代わるとかそういう道筋なんですかね?
- ひろゆき
- 僕は一定のところで止まると思いますけどね。
- 宮崎哲弥
- 衰退が?
- ひろゆき
- ええ、その今さっき浜田さんの番組が3万人とか言ってましたけど、あれってやっぱりサーバとか回線のコストっていうのが一人ずつかかるんですよ。で、TVって東京タワーから電波垂れ流すだけじゃないですか。コストが異常に低いんですよ。なので多くの人が見るものを作ろうと思ったらやっぱりTVの電波っていうのが一番安上がりなので、そこはたぶん外せないと思いますけどね。
- 宮崎哲弥
- そうすると、完全にこう、ネットとTVがReplaceされるようなことはないと。
- ひろゆき
- ないと思いますね。単にその、TVの人たちが面白くないものを作っているからみんな見ないというだけで、そのツールとしては凄く便利なツールなので、それはちゃんと面白いものを流して見せるような仕組みにすればいいだけだと思いますけどね。
- 水道橋博士
- うちの先生のKeyHoleTVが世界を...
スタジオどっと笑い
- 宮崎哲弥
- うちの先生というのは苫米地英人氏のことです。
テロップ:苫米地英人(脳機能学者) - 自身の動画配信サービス「キーホールTV」が「将来googleを買収できるほどの時価総額になる」と主張
- 水道橋博士
- TV界を制圧する日は来ないんですか?
- ひろゆき
- どういう意味で制圧なんですか?
- 水道橋博士
- KeyHoleTVだと、一人ひとりが発信して、放送局になりながら、どこかに投稿する必要が無い、みたいな話だったですけどね。
- ひろゆき
- 個人がやれることって限られてるじゃないですか。たとえばじゃあ、博士がいきなり駅の前で「今から面白いことします!」っていってもやっぱり1万人は集めて楽しませられないじゃないですか。1万人以上になるとやっぱりTV局的なバラエティの企画だったり、構成だったり、こういうセットだったりって色々なものを作り込んで、はじめてみんなが面白がれるものって作れるわけじゃないですか。色々な人が集まって物を作る仕組みってのは必要だと思いますけどね。
- 水道橋博士
- なるほどね...うちの先生にも言っておこうっと。
- 宮崎哲弥
- (笑い)
10. ひろゆきが考える格差社会をなくす方法
- 水道橋博士
- あの・・ひろゆきさん、ずっとこのニコニコ動画と2ちゃんねるの話をしてましたけど、すごい論客だなって聞いてて思ったんですけど、たとえばね、格差社会をなくす方法っていうのでね、具体的な案を提案するんですよ。「固定資産税を高くしろ」って。
『ホリエモン×ひろゆき 語りつくした本音の12時間 「なんかヘンだよね・・・」』が画面上に表示される。
- 宮崎哲弥
- なるほど。
- 水道橋博士
- そうすると、この格差社会はなくなると。
- ひろゆき
- いまお金持ちの人たちって、まあ土地だったりって結構持ってて、それで、貸して家賃収入っていう。いわゆる不労所得があるわけじゃないですか。で、不労所得がある場合ってたとえば本当に優秀な人でも働かなくなっちゃうわけじゃないですか。だのでそこらへんは税金で徴収しちゃって、で、不労所得ある人でもある程度は働かなきゃいけないようにしたほうがいいかなあと。
- 水道橋博士
- そして、固定資産の利回りよりも株の利回りの方が高いと思われるんだったら、余ったお金は株のほうに行くから、その資金が若い会社に投入されるんじゃないか、っていう。
- 宮崎哲弥
- なるほど。
- 水道橋博士
- どうですかこれ。
- 宮崎哲弥
- まあ。
- 水道橋博士
- 民主党のマニフェストに採用してくださいよ。
- 宮崎哲弥
- 私に言われても困るよ、俺民主党じゃないから。
- 水道橋博士
- でも、あ、なるほどですけど、僕。
- 宮崎哲弥
- まあ、固定資産税をあげるって考え方はあるでしょうね。相続税を、相続税率をあげるって考え方とか。
- 水道橋博士
- それだけじゃないんですよ、うちの先生の意見は。
- 宮崎哲弥
- こっちが先生になっちゃった。
スタジオどっと笑い
- 水道橋博士
- 読んだらすぐあれなんですよ。
- 水道橋博士
- だから、その固定資産税をあげることによって、要するに家を買わなくなるから、土地代が上がらなくなる、そしたら家賃がどんどん下がっていく。
- ひろゆき
- 土地って付加価値を生まないじゃないですか。たとえば土地の値段がどんどん上がったとしても、そこでこの土地が高いからといってそこで作った作品が面白いから売れるとかって全然ないじゃないですか。土地が高くなることによって社会が潤うことって殆ど無いんですよね。単に土地を持ってる人が金持ちになるだけで。
- 宮崎哲弥
- たとえばでもさ、大きな工場が必要な企業とかってあるわけですよ。それはどうする。
- ひろゆき
- そうすると、土地が安い方が、工場が安く建てられて、製品が安く作れるじゃないですか。去年中国に行ったんですよ。で、中国の液晶パネル工場ってのがあって。1日に10万台液晶パネル作れますと。で、歩留まりが8割です、と。だいぶ悪いんです。結局10万台作っても8万台しか製品になるものないんですよね。で、増産するにはどうしたらいいか。日本だとそこ歩留まり上げようとするんですよ。でも中国の場合は同じ工場を横にもう一個つくるんですよ。土地が安いし、工場の設計も全部設計書そのままつくればいいだけだから、ただお金と土地さえあればそのまま生産量が倍になるんですよ。ていうビジネスができるんですよね。で、日本の場合土地が高いのでそれができないので歩留まりを上げると。ただやっぱいくら歩留まり10%上げても、1万台増えるだけじゃないですか。すると1万台増えたときの製品の価格と倍の16万台売ってるときの製品の価格だとやっぱり製品の価格下がりますよね。
- 宮崎哲弥
- 規模のメリットが出てくるからね。
- ひろゆき
- ええ。
- 水道橋博士
- どうですか。だからこそ、固定資産税を...
- 宮崎哲弥
- 日本にそういう土地があるかっていう問題だよね。
- 水道橋博士
- けれど、工場の件は企業のことで質問されたからだけど、格差社会をなくしていくって意味での提案としてはお金持ちは土地を持っている人は代々お金持ちになっていってるわけだから。
- ひろゆき
- まあ、でも土地の価値が下がれば土地が捨て値になるので、今って土地が捨て値にならないから要は、土地に対して地上げとかやったりして無理やりどいてもらわなきゃいけないわけじゃないですか。でも土地に価値がなかったら、別に地上げをしないでみんなが買ってくれるなら売るよ...
- 宮崎哲弥
- そういうあれで言うとさ、ネット、インターネットが進化していくと、場所っていうものの優位性がなくなると。地上げをするような大都市の、一部の土地だけがこう、上がっていくっていうのはなくなって、色々な分散的になっていくので、必然的に全体の土地の値段が下がっていくというようなことが言われたことがあったんだけど。
- ひろゆき
- 昔はあったんですけど、あれ幻想ですよね。
- 宮崎哲弥
- 幻想に終わっちゃったよね。
- ひろゆき
- 結局ネットの会社って必ず都会にありますからね。
- 宮崎哲弥
- いや昔は福岡とか金沢とかにできたこともあったんですよ。でも最近はそういうの、トレンドはなくなっちゃいましたよね。
- ひろゆき
- みんな東京に来ちゃいましたよね。
- 宮崎哲弥
- 結局そういう場所の優位性って言うのは、無くなってないんだなあと。
- ひろゆき
- その、まあ、ネット回線があればどこでも働けるからいいじゃないかっていっても、結局モノづくりってセンスだったり発想だったりなんですよね。そうすると都会の方が多くの人がいて多くの面白いものがあって、色々な刺激があって、面白いものが作れるんですよね。色々な刺激がある人が、いきなり砂漠の真ん中に行って、さあ面白い曲を作れって言われたってなんもないじゃないですか。そりゃ作れねーよという話で。
- 宮崎哲弥
- とはいえ少子化も進んでいくし、土地税制をそういう形で見直していく、あるいは相続税制を見直していく、ってことは十分に現実的な課題になってきていると思う。
- 水道橋博士
- でもこのホリエモンとの対談の結論ではね、政治家自体が金持ちだから、土地持ちだから、これ自体が法律化されるわけがない、って結論が。
- 宮崎哲弥
- それはそうかもしれないなあ。
- 水道橋博士
- だけどこういう話を、こう政策論として打って出たら、結構若者は面白いと思うんですけどね。
- 宮崎哲弥
- 若い人にとってはウェルカムな提案なのかなあ。
11. 水道橋博士、宮崎哲弥、ともに参院選に出馬?
- 水道橋博士
- 今日僕NHKの雑誌のインタビューを受けてきてね、やたらね、僕が政界に進出するかって話を。
- 宮崎哲弥
- 誰が?
- 水道橋博士
- NHKのその雑誌の人たちが。
- 宮崎哲弥
- いやいや、誰が政界に。
- 水道橋博士
- 僕がですよ
- 宮崎哲弥
- 政界に進出するの?
- 水道橋博士
- もうすぐ参議院ですよ。
スタジオどっと笑い
- 水道橋博士
- 真に受けられて困ったんですけど。
スタジオどっと笑い
- 宮崎哲弥
- それ、NHKでしょ。
- 水道橋博士
- ええ、ただのジョークなんですけど。
- 宮崎哲弥
- NHKでしょ。NHK真に受けるよそれ。(笑い)
- ひろゆき
- なんで芸人さんって最近政治家になりたがるんですか。
- 水道橋博士
- なりたがる・・僕本当は全然なりたがってないんですよ。そういう風に言われたから。
- ひろゆき
- なんか、昔芸人さんって別にゴールじゃなかったじゃないですか。今なにか芸能人とか芸人さん、政治家がゴールになってたりしません?
- 水道橋博士
- まあ、それそのまんま東さんがね。
- 宮崎哲弥
- まあ、だからロールモデルができちゃったからでしょうね。そのまんま東さんで。
- 水道橋博士
- まあ、大仁田厚が長崎県知事になろうとしてるんですから、世も末ですよ。
- 宮崎哲弥
- え?出るの?
- 水道橋博士
- 出ますよ。出馬宣言してましたよ。
- 宮崎哲弥
- 本気で?
- 水道橋博士
- (採録者聞き取れず)
- 宮崎哲弥
- 政治家はもう、あのいいのかと思ってたらそうじゃなかったんですね。
- 水道橋博士
- まあ、それくらい衆愚政治になっているわけですよ。
- 宮崎哲弥
- いや、衆愚かどうかは知りませんけど。
- 水道橋博士
- 大仁田厚が長崎県知事になったら最悪ですよ。
スタジオどっと笑い
- 水道橋博士
- 選挙とか興味あります?
- ひろゆき
- まあ、嫌いではないですよ。見てる分には。
- 水道橋博士
- でも、こんなに政策とかね、考えられてるから。
- ひろゆき
- いや、聞かれたから言ってるだけですよ。
- ひろゆき
- こういう問題があるけどどうしたらいいのってじゃあこうしたらいいんじゃないって。
- 水道橋博士
- じゃあブレーンとかならなってみたいですか?政治家の。
- ひろゆき
- いやあ...まあ面白ければ。
- 宮崎哲弥
- そういう感覚はわかるんだけどさ、こういう問題があったらどういう解決がありますかって言われると、解決を一応考えたくなる。で、たぶんねプログラマ、根本的にプログラマだったりコンサルタントみたいなところだから、こう問題があるとなんとなく解いてみたくなるっていう。
- ひろゆき
- パズルとして、こう。
- 宮崎哲弥
- それは、すごくわかる。感覚が。
- 宮崎哲弥
- そうするとね、だんだんと政治とか経済とか興味が凄くあるんじゃないかと誤解されていくんだよね。
- ひろゆき
- でもあるんですよね?
- 宮崎哲弥
- ないですよ。
- ひろゆき
- えっそうなんですか。
- 宮崎哲弥
- ないって言うと語弊があるけど、そういうのを積み重ねていってなんとなく、物凄く興味があるように。
- 水道橋博士
- ひろゆきさん、何のためにこの人が最近ね、TVをどんどん降りてるかわかりますか?
- ひろゆき
- 朝生の司会になるためですか?
- 水道橋博士
- 来年の参議院に決まってるでしょ。
スタジオどっと笑い
- 宮崎哲弥
- 違います。(笑い)。政治に...
- 水道橋博士
- ここで止めときましょう。(スタッフに向かって)
- 宮崎哲弥
- だめだめだめ。
- 水道橋博士
- そのまま流しましょう。
- 宮崎哲弥
- だめだめだめ、そんなわけないじゃないですか、もう。(笑い)。この番組やってずっと政治には興味ないって言ってきたでしょ。
- 水道橋博士
- もう政治やね、政局語るのももう嫌だって。
- 宮崎哲弥
- まあ政策はね、さっき言った感じで、色々こう語ってもいいんだけど、政局っていうのはもうなんか本当に取材・・・
