May 24, 2010 3:14 PM
Movable Type 5へアップグレードした
Category:Movable Type > Movable Type 5.0
Tags:Movable Type
1. はじめに

Movable Type 4.25からMovable Type 5.02へとアップグレードを終えた。Movable Type 5.02では5.0、5.01で明らかになっている不具合やセキュリティ上の問題を修正している。
- 目次
2. Movable Type 5へのアップグレードにあたって
Movable Type 5 ドキュメント
http://www.movabletype.jp/documentation/mt5/
とりもなおさず、公式(movabltyepe.jp)のドキュメントに目を通す。
Movable Type 3 および Movable Type 4 から Movable Type 5 へのアップグレード | Movable Type 5 ドキュメント
http://www.movabletype.jp/documentation/mt5/upgrade/
同ドキュメントの上記ページでは、既存のMT3/4からのアップグレードの方法として
2つのアップグレード方法が紹介されている。
僕が利用している、さくらインターネット(スタンダード)では、複数のデータベースの作成ができない(参考:機能一覧|レンタルサーバのさくらインターネット)ので、後者の方法を採ることにした。
3. MT5の動作環境確認
必要インストール環境と、ブラウザ動作環境 | Movable Type 5 ドキュメント
http://www.movabletype.jp/documentation/mt5/installation/system.html
サーバ要件がまとまっている。Perl、PHP、MySQLのバージョンなど要求するバージョンが上がった。
さくらインターネットを利用する自分は手動でMySQLのバージョンを4→5にあげてやる必要があった。以下のページが詳しい。
MTのデータベースをMySQL4からMySQL5へ移行 in さくらのレンタルサーバ - 45式::雑記
http://www.45shiki.net/blog/2009/08/b000908.htm
PHP、Perlのバージョンは、さくらインターネットの場合は、コントロールパネル>サーバ情報の表示>サーバに関する情報を選択してやれば、「各種プログラムのコマンドパス」から確認できる。僕の場合、Perlの現在のバージョンは5.8.9、PHPは5.2.13なようだ。
4. 既知の問題をアップグレード前に確認
Movable Type 5 の変更点、注意事項、および既知の問題 | Movable Type 5 ドキュメント
http://www.movabletype.jp/documentation/mt5/release/50.html
mt-config.cgi で DefaultLanguage の記述がない場合は、"DefaultLanguage ja" を追記してください。
この記述を加えないと、アップグレード時の言語が英語で表示される。アップグレード後もインターフェースが英語になってしまうので、mt-config.cgiをエディタで開いて、
DefaultLanguage ja
の記述を加えた。
データベースがMySQL 5.x で、UTF-8を利用している場合は、"SQLSetNames 0"をmt-config.cgiにを指定してください。
SQLSetNames 0
以上の記述については、特に必要ないという声も聞いたので、追加せずに置いた。各自情報に当たって判断して欲しい。
Motion と Action Stream の、テンプレートおよびプラグインは、Movable Type 5 には含まないことにしました。今後これらのプラグインをMT 5.x向けに提供するかどうか、引き続き検討していきます。
MT5にはAction Streamのプラグインが同梱されていない。僕は、藤本壱さんが提供するMT5用アクションストリームプラグインを利用することにした。
5. ダウンロード
個人ライセンス(無償)はSix Aprtのこちらのページを経由して、ECバイヤーズからダウンロードできる。
個人無償ライセンス | Movable Type 5 購入・ライセンスについて - Six Apart
http://www.sixapart.jp/movabletype/personal.html
6. アップグレード開始
基本的にアップグレードの手順はMT4.X→4.Xのときのそれと同様だ。
6.1. バックアップ
- ダッシュボードの個別のblogのメニュー>ツール>エクスポート
- システムメニュー>ツール>バックアップ
- MySQLのバックアップ(手順については小粋空間に詳しい)
1.の「エクスポート」はブログ記事に関する基本的な情報(記事タイトル・本文・コメント・トラックバックなど)を書き出し/保存することができる。この形式はいくつかの他ブログツール/サービスと互換性がある。
2.の「バックアップ」はブログ記事に関する情報だけではなく、各テンプレートやアイテム、プラグインの設定なども書き出し/保存することができる。ただ「復元」時には「バックアップ」時のそれとバージョンをそろえてやる必要がある。
3.のMySQLのバックアップはデータベースに格納されているMovable Typeの全データを書き出し/保存することができる。
1~3の方法でそれぞれバックアップを取った。
MySQLのバックアップについては、僕の場合、phpmyadminのバージョンも新しくなっていたせいか、少し勝手が違う部分もあったが、「データベース名.sql」と「データベースサーバ名.sql」というバックアップファイルが保存された。
6.2. サーバへのアップロード、ディレクトリのリネーム、mt.cgiのアクセス
- MT-5.02-jaフォルダをサーバーにアップロード。
- 以前のmtディレクトリ配下のmt-config.cgiをダウンロード。
- mt-config.cgiにDefaultLanguage jaを追記。(場合によってはSQLSetNames 0も)。
- 以前のmtディレクトリをバックアップをとっておきたいので「mt425」にリネーム。
- MT-5.02-jaディレクトリをmtにリネーム。
- ダウンロードし、編集したmt-config.cgiを新しいmtディレクトリ配下にアップロード。
- 新しいmtディレクトリ配下のcgiを拡張子に持つファイルを全て属性を755に変更。
- mt.cgiにブラウザでアクセス。
6.3. いざ、アップグレード開始

アップグレードはものの1分で終了する。データベースを初期化し様々な設定を書き換える。実は僕は1度失敗した。MySQLのバージョンを上げるのを忘れていたのだ。しかし2度目のトライでは無事成功した。アップグレードの完了後Movable Typeへのサインインが求められる。
7. ダッシュボードへのアクセス、プラグインのインストール
MT5のダッシュボード。MT5ユーザのレポートで見知っていたそのダッシュボードにアクセスすると感慨深いものがある。ざっと感じた点は、ページ上部にあったグローバルメニューが、左サイドバーに綺麗にまとめられていること。初めて触れてもそれは違和感なく(WordPressを想起させる)使いやすい。
まずはプラグインをインストールしてやらなければならない。プラグイン毎に指定された方法でインストールしてやる。中にはMT5に対応した形でアップグレードされてるプラグインもあるだろうから作者ページで確認しよう。インストールができたかどうか、システム/個別ブログのプラグインメニューを確認してやる。
8. 再構築
プラグインを一通りインストールしたら再構築だ。この瞬間もどきどきする。コアとなるMTのファイルはしっかりアップロードしたはずだし、プラグインも入れた。とはいえ何かエラーを吐き出さないだろうか。そのエラーは自分の力量では対処できないものではないだろうか。色々なことを思いながら再構築の経過を見守る。
9. 色々と試してみよう(動作テスト)
コメント/トラックバック、検索、記事を書く、テンプレートを変更するなど一通りテストをしよう。問題なくシステムが動作するようであれば、MT5を継続して使い続けることになる(ができる!)。では、あなたのMTライフに幸あらんことを!

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